合気道について 



開祖
植芝盛平 1883-1969年
 合気道とは何なのか、残念ながら、中国ではあまり知られていません。ここでは中国の方向けに、簡単に合気道の説明を行います。  合気道はここ数十年の間に世界中に急速に広まった武道で、約80年前に植芝盛平が始めたものです。植芝盛平は若い頃から多くの日本の古武術を学び、厳しい精神修養を行い、ついに独自の境地に達し、1942年には自らの武道を「合気道」と称するに至りました。
 合気道には試合が無く、人と競うという考えがありません。相手を破壊するのではなく、相手とともに鍛錬することによって自己の修養を行う創造性に重きを置いた武道です。合気道の「合気」はいわば秘訣であって理解し難く、また説明もし難いもので、高段者の説明も人によって異なったりします。例えばある人は、「合気」とは中国の気功と似たものだとか、またある人は「合気」とは単に古くから残っている名称で、現在は特段の事象を説明するものではないなどです。ここで多くの解釈を紹介するのは難しいので、最大公約数的なことを言うと、「合気」とは稽古する者同士の動きと関係がありそうだと言えます。稽古する者同士の力の衝突を避け、両者の力の流れの合一させ、争わずして勝つという境地を目指すのが「合気」であるというのが、当たらずとも遠からざる解釈でしょう。
 合気道は主に、投げと関節技を使い、補助的に当て身を使います。日本の柔道も投げ技を主体としますが、合気道とはかなり異なります。柔道は試合があり、危険を回避するために、投げ技と関節技の同時使用を禁止しています。合気道では大部分の技が、投げ技と関節技を同時に使用します。もし相手をいたわる精神が無ければ、とても危険で稽古を続けることは出来ません。ゆえに、合気道を稽古することは、相手をいたわる精神も養うことを要求されます。これが合気道が創造性の武道と呼ばれる所以でもあります。
 合気道は各人の体力とレベルに合わせて稽古を進めますので、性別、年齢、レベルに関係なく稽古することができ、世界各国、各階層の人たちに親しまれています。

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